ご挨拶

2006年の静岡大会。私は大志を抱いて、その場所にいました。

あの時、全国の仲間とともに想い描いたプレイバックシアターの「未来」に、私たちは今、立っているのだろうか…と問いかけるタイミングがきたと思います。

個人的には、夢が叶ったことや目標を達成できたこともあります。

思ったほどうまくはいかなかったこともたくさんあります。

 

みなさまは、いかがですか??

 

2006年以降、全国で愛好者が増え続け、新しいグループも増えました。

もう一度つながり合い、これまでの道のりを検証したい…。

そして、新しい仲間たちと共にプレイバックシアターの魅力を再確認した上で、明日を創っていく私たちが、「今」想い描く未来のストーリーを分かち合いたい…そんな大会にできたらと思っています。


2011年、つながり合う予定だった私たちは、あの未曾有の震災のため、残念ながら、機会を逸してしまいました。

10年目の節目に、ここに結集して交流を深めましょう。


多くのみなさまのご参加を心よりお待ちしております。

「プレイバックシアター日本大会・2016東京」大会実行委員長

長谷川 里美

 

Japan Playback Theatre Conference in Tokyo, 2016


Hello Playback friends!

 

We are pleased to announce that the Japan playback theatre conference will be taken place in Tokyo, 2016.  The first conference was held in 2006 and the second conference was to be taken place in 2011, but it was impossible due to the destructive Earthquake and Tunami. So, our opportunity to get together was lost.

Now, it has been almost 10 years since the first conference. During this decade, the number of people who love playback theatre have increased. It is the time we have to ask ” where we are now, where are we going in the future”.

The Conference is from July16-18, and is specially designed to mark the 10th Anniversary since the first conference. The Conference theme, “Passing thebaton to the next generations” and the Conference activities and events will give us rich opportunities to share the experience of playback theatre and build up connections. We are going to provide various workshops to those who are interested in playback theatre.

We are looking forward to meeting you in the summer of 2016, Tokyo!

Yours truly,

The Conference Steering Committee

Satomi Hasegawa (Playback Theater Waon)

開催趣旨

プレイバックシアター日本大会・2016東京

「共感」…共に感じよう!

人生の扉を開くたびに去来するさまざまな想いや涙の数以上の喜び、そして心を震わせた数々の「ストーリー」たち…。

「生きることのすばらしさ」を感じ、表現しよう。

■「共想」…共に想いを分かち合おう!

先人の足跡を辿りつつ、その頑張りを讃え合おう!身近な実践者にスポットをあてることこそ、明日を創る私たちの指標になると信じて…。
 


■「共生」…共に生きよう!

時代が移り変わっても、守り磨き続けたい

「芸術性・社会性・リチュアル」の3つの輪。

私たちが果たすべき社会的責任を再確認した上で、独自のスタイルを認め合い、それぞれの個性を尊重し合おう。

■「共育」…共に育ち合おう!

共に学び、深めていく中で、仲間の存在が大きな励みとなり、高いハードルにも立ち向かう勇気がわいてくるはず。共通の課題をシェアして、問題解決の糸口を見出そう。
 


■「共創」…共に未来を創造しよう!

日本のプレイバックシアター界の発展のため、今できることとは?
それぞれが思い描く「未来」を橋渡し、大いなる可能性を追求しよう。
大会で育まれた「叡智」を胸に抱き、今後の活動に生かしていこう。


■この5つの「共」を通じて、参加者の交流や情報の共有を促進し、研鑽を積む場となる大会をめざします。



■対象者

  • プレイバックシアターを学んでいる方
  • プレイバックシアターを楽しみたい方
  • 公演を観たことがあるが、体験したことがないという方
  • これから挑戦してみたいという未経験の方
  • プレイバックシアターに関わるリーダーをされている方
  • プレイバックシアターのパフォーマンス・グループに所属している方
  • 個人でプレイバックシアター普及のために、活動されている方