D-5 「感情のパレット」が浮かび上がる

~The Rasaboxes Exerciseを用いた アクタートレーニング~


7/18(月・祝) 9:00-12:30

[定員]にて締め切らせて頂きました

高橋直裕
所属: 
Jack Out the Box


「●●の感情をうまく表現できなかったんだよね。」プレイバックシアターのアクターとして、感情と表現に関する課題を感じたことはないだろうか。ストーリーが終わって、感情を十分に表現しきれなかったと思い返すことはないだろうか。では、どうしたらよりスムーズに、豊かな感情表現を実現していけるのだろうか。The Rasaboxes Exerciseは、感情と表現の双方を統合的なアプローチでつなげる手法だ。8つの象徴的な感情のボックス。そこには白いキャンバスと色とりどりのクレヨンが用意されている。それぞれの感情につながるイメージや言葉たちを心の赴くままに描き、それらをムーブメントなどの身体表現を通して味わっていく。「普段この感情はよく味わっているな」「この感情はあまり馴染みが無いかもしれない」8つのボックスを行き来するうちに、自分自身の「感情のパレット」が徐々に浮かび上がってくる。豊かさや多様さ。複雑さや繊細さ。そして何より、その人らしさが表れる「感情のパレット」。それは、プレイバックシアターのアクターとして拠り所となる最高のツールだ。自分で味わったことがあり、使いこなせる感情やストーリーを自覚すればするほど、そのパレットはより幅広く奥深い感情で彩られていく。本ワークショップを通じて、自分だけの「感情のパレット」を浮かび上がらせ、さらに豊かな感情表現を実現していこう。

プロフィール


「Jack Out the Box」は、「劇場空間での表現が、その空間を超えて日常へと羽ばたいていく」そんな思いが込められた、Jack in the box(びっくり箱)からの造語。東京都内で3ヶ月に1度、半日のワークショップを開催し、幅広い参加者と共に表現に親しみながら、最後には全員でストーリーを味わっている。初めての方も安心な場で表現を楽しむことができ、また経験がある方にも新しい視点を提供している。主催:高橋直裕。


[担当者さんからのいち押しポイント!]

言葉や絵、色や体の動きなど、さまざまな角度から、自分を感じてみましょう。また、仲間のエネルギーを感じることで、その場に流れる気持ちの彩りと豊かさを感じられるでしょう。世界で俳優トレーニングに用いられる手法を体験しながら、自分と仲間の広がりを味わいましょう。