D-4 「プレイバックシアターの源流を探る」

-サイコドラマによるワークショップ-


7/18(月・祝) 9:00-12:30
[定員により締め切らせて頂きました
]

櫻井靖史
所属:
東京サイコドラマ協会、IPTN、 プロジェクトノッコン、Playback Theatre Community


芸術だといいながら、ソーシャル・チェンジというジョナサン・フォックスのプレイバックシアター。セラピー、治療だといいながら、社会変革や平和をそれで目指したJ.L.モレノ。基盤となる考え方が正反対なところすらある2つの手法が、実はきわめて近い動機から生まれてきていることをご存知だろうか?プレイバックシアターの歴史を追体験することは、プレイバックをする人にとても意味のあることだと思います。ストーリーは1921年のウィーンの劇場に始まるだろうか。それとも、街のこどもたちと遊んだ公園か。ソシオドラマを織り交ぜながら、100年を3時間余りで駆け抜けます。体験したあなたは、もしかしたら帰られてから、ご自身のプレイバックの中で、なぜそのように演じるのか、リチュアルはなぜあるのか、舞台とはなんなのか、自分のプレイバックがよく見えるようになるでしょう。より洞察的な眼を育てたい方、ご参加ください。

プロフィール


新卒入社したICT企業の研究所で時分の創造性の欠如を痛感し、創造性をキーワードにサイコドラマにたどり着く。サイコドラマを学び始めて間もなく、プレイバックシアターに出会う。翌年米国赴任となり、ニューヨークでジョナサン・フォックスらから双方のトレーニングを受ける。その後も渡米して双方を学ぶ中で、宗像佳代らとプレイバッカーズ設立。その後、プレイバックシアターの国際団体IPTNの理事を2期8年務める。内、4年間はアジア発のヴァイス・プレジデントとして世界のプレイバックに貢献。現在、東京サイコドラマ協会理事、認定サイドドラマディレクター、IPTNプレイバックシアタープラクティショナー、プロジェクト・ノッコン所属。


[担当者さんからのいち押しポイント!]

プレイバックシアターとサイコドラマというまったく基本的な考え方の違う2つの手法がその出自を同じくすることをご存知でしょうか。プレイバックやソシオドラマの手法を使ってその生い立ちを探ってみましょう。