B-3 アクティングスキルの向上

~インプロ(即興劇)・コンテンポラリーダンスの英知から~


7/17(日) 14:00-17:30

久保田智之
所属 / 
fluc-flat (フラクフラット)


アクティングスキルの向上を目的としたトレーニングワークショップです。本ワークショップでは、プレイバックシアターの芸術性を高めるために必須となる、身体表現や「役」の見せ方について、プレイバックシアターの周辺領域である、インプロやコンテンポラリーダンスのテクニックを用いた、効果的な練習方法をご紹介します。当日は、アクターに必須な身体性と芸術性を2本の柱として、ワークを展開していきます。自分自身の動きや表現の癖に気づくワークや、特殊な舞台装置を用いた「役の関係性」からストーリーのエッセンスを浮かび上がらせるワークなど、2015年モントリオールで開かれた世界大会でシェアされたワークも実施し、「ワーク体験」→「振り返り」のプロセスを通して、参加者の気づきを促しながら進めていく予定です。本ワークショップでは、トレーニングのシリアスさというよりはむしろユーモアの溢れた空間の中で、アクターの身体性、芸術性を高めながら、「台詞に頼らないアクティング」を手に入れることを目的としています。プレイバックシアターのアクティング経験のある方、カンパニーの練習を仕切る立場の方など、アクティングスキルの向上に興味のある方の参加を歓迎します。

プロフィール


スクールオブプレイバックシアター日本校リーダーシップ5期生、臨床心理士、fluc-flat (フラクフラット)代表大学より演劇をはじめ、自己表現の魅力に出会う。2004年より世界5か国の被災地や紛争地域で表現ワークショップを展開。UNHCRなどの国連機関から助成を受けるなど高い評価を受ける。帰国後、2014年より'子どもから大人まで一緒に参加できる''ユーモアあふれる'プレイバックシアターワークショップを開催中。


[担当者さんからの一押しコメント!]

プレイバックシアターに出会ったあのころ。ドキドキしながら、人前で初めて演じた。テラーの喜ぶ笑顔に心が躍った。経験を重ね、憧れのアクターに出会った。舞台上で、観客席で自分もあんな風に演じられたらと願った。向上心に溢れたプレイバック人のみなさま。テラーも観客も、アクター自身も幸せになるために共にアクティングスキルを磨いていきましょう!